本縫いのジーンズ

こんにちは、デルボマーズです。
いきなりですが、「アメリカの歴史を知ればもっとアメカジは楽しくなる」と言うのは、うちの社長の口癖です。
でも、確かに大戦時モデルやアリーセンチュリーアイテム等を掘り下げて行くと、そこには当然ながらアメリカの歴史が沢山ある訳です。
ですから、凄く納得の出来る話だと思います。
植民地だったアメリカがイギリスから独立し、建国したのは東海岸からでした。
その後、国土を広げながら西海岸に人は移り住む様になり、西部開拓時代が始まります。
その開拓時代下に誕生したのがジーンズです。
本日は、そんなジーンズの黎明期のディティールを採り入れたアイテムをご紹介したいと思います。
こちらの2本です。
こちらのジーンズはウエアハウスの製品になりますが、どちらもジーンズ黎明期のディティールをふんだんに採り入れている時代の製品です。
例えば、こちらの1333。
見事に本縫いが採用されています。
この時代ジーンズには巻縫い等は採り入れられておりませんしたので、スーツ等と同様に本縫い仕様となっいるのが特徴です。
また、ロック処理もご覧の様に粗く、辛うじてホツレを凌げる程度の仕様でありました。
当然、この手の部分には折伏せ仕様が採用されています。
そして、小股は当然ロック処理もままならぬ剥き出しの状態です。
一方のこちらは1229。
こちらのジーンズで特徴的なのはご覧の当て革です。
この時代はバータックミシンが存在しなかった事から負荷の掛かる部分には革で補強がなされており、1229では忠実に再現しております。
また、先の1333同様にご覧の部分は本縫い仕立てとなっております。
更に、こんな部分も見逃せません。
負荷の掛かる部分にはステッチを重複させて強度を図っております。
この仕様はレプリカジーンズの黎明期では多くのメーカーが同様の仕様を採り入れていました。
そして、小股が巻き縫いではないのは1333と同じなのですが、ここに注目してみると面白いんです。
ここです!
切りっぱなしの部分を覆う様にセルビッチを当てているんです。
こうする事によってホツレ等を軽減出来るので採用された仕様だったりします。
黎明期のジーンズには試行錯誤の仕様が詰まっております。
完成されたミッドセンチュリー下のジーンズも魅力的ですが、本縫い仕立てのジーンズにも着目してみても良いのではないでしょうか?
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