ウエストライドのジーパン1948XXE
こんにちは、デルボマーズです。
以前のブログで少し触れましたが、本日はこちらをご紹介させて頂きます。
画像左側・・・『ウエストライドの1948XX』、画像右側・・・『ウエストライドの1948XXE』
一人の職人が裁断から縫製、仕上げまでをヴィンテージミシンを用いて、当時のような作り込みに拘って製作されたこちらのジーパン。
同じ1948XXが付くモデルですが、何が違うのかを本日はご紹介させて頂きます。
デニム地は両モデルとも同じ、13.5ozデニムが使用され、形も同じパターンが使用されています。
大きなモデルの違いは、縫製糸になります。
画像上が『1948XX』で、画像下が『1948XXE』です。
わかりにくいと思いますが、上の1948XXはイエローの糸とオレンジの糸で縫製されていたのに対し、下の1948XXEは全てイエローの糸で縫われているんです。
ヴィンテージの世界でも初期のXXは、イエローの糸のみで縫われていた時代もあるので、そのディテールを採用されています。
そして、ジーパンのフロントにあるウォッチポケットの裏にも違いがあります。
1948XXのジーパンのウォッチポケット裏には、セルビッチが採用されているのに対し、1948XXEは…
セルビッチがない仕様となっています。
ヴィンテージXXの世界でもこのようにセルビッチがなかったモデルが存在し、敢えてその使用を採用されています。
と、大きな違いはこの2つになりますが、他にも探すと違いがありました。
その一つが革パッチです。
画像上が『1948XX』で、画像下が『1948XXE』になります。
革パッチの厚みを変えていて、1948XXEの方が少し薄くなっています。
わかりますか、下の方が少し薄くなっていますよね。
洗い込むと革の縮率が高くなり、革パッチの表情も異なってきます。
それから、赤タブの位置が異なっています。
画像左が、『1948XXE』、画像右が『1948XX』になります。
左側の1948XXEの方が、赤タブが上の方に付き、アーキュエイトのステッチの入り方も違いますね。
それから、後ろポケットの隠しリベット部分の縫製も違っています。
画像左が、『1948XXE』、画像右が『1948XX』になります。
右はきれいに縫製されているのに対して、左は敢えて野暮ったい縫製となっています。
と、細かいディテールにも違いがあって比べてみるのも面白いですね。
1年違いというコンセプトで作られたジーパンですが、ジーパン好きも満足して頂けるディテールとなっています。
現在、当店でフリーでご用意できるのはこちらになります。
『1948XXE』・・・32、34、35インチ (その他のサイズは、客注にて対応可能となりますが、店頭にてご相談くださいませ)
『1948XX』・・・31、33、36、38インチ (こちらは生産終了となっておりますので、客注対応は不可能となります)
このような状況になっているため、サイズがあればラッキーです。
詳しくは店頭にてご覧くださいませ。
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