こんにちは、デルボマーズです。
急に寒くなったり、暖かくなったりと不安定な気候ですが、暦の上では「大雪」といって、本格的な冬に突入したそうです。
12月も中旬になり、まだまだ寒い時季がやってくるんですね。
以前のブログで軽くご紹介したピーコート、そしてカーコートのブログと、ご紹介して以来大変反響を頂いております。
意外にもこの手のジャケットを持ってなかった・・・という方も多く、おかげさまで大変ご好評であります。
そこで本日は、『グリームのピーコート』についてもう少しご紹介させて頂きます。
ピーコートの歴史は古く、原型は18世紀には存在していたそうです。
19世紀末にはイギリス海軍で採用され、アメリカ海軍も1900年代には採用されるように、軍服として採用されるようになるんですよね。
そんな冬の艦上用ジャケットとして採用されたピーコートは、少しづつ形を変え、時が経った今でもタウンユースとして老若男女問わずに親しまれているジャケットであります。
もちろん、アメカジを語る上では必須なジャケットなので、冬の着こなしにぜひとも取り入れ頂きたいですね。
そんなピーコートの特徴は、前の合わせがダブルの打ち合わせになっているところです。
これは、風が吹きつける艦橋や甲板などで、風向きに合わせて左右どちらを上にしても着られるように考えらた仕様なんです。
逆にしても同じになるようになっているんですよね。
また、ボタンが破損しても、もう片方のボタンで留められるようにとも考慮されていたそうですよ。
後のにフロントの合わせが片側となっていますが、グリームの1900年代初期のピーコートをベースに製作しております。
それからピーコートと言えば、アンカーの彫刻が入ったボタンが使用されております。
ボタンも年代があり、13スターが彫刻されたボタンは初期のモデルに多く、後にこの13スターが無くなり、現代のアンカーのみのボタンへと変わっていくんですよね。
この13スターを使用しているというところと、ボタンの形状に拘っている点もポイントですね。
そして、大きな襟。
顔が覆れるくらい大きな襟は、襟を立てて強風対策と、集音効果のために採用されたとも言われております。
後に、この襟が小振りになってきますが、敢えて大きな襟の形で製作されております。
と、ミリタリーディテールに基づいて製作されたピーコート、グリームの大々的な大きな特徴が、こちら。
ウールパイルのライニングを施しているんです。
このライニングを施すことで、優れた防寒性を高めております。
インナーがシャツでも充分に暖かいジャケットとして愛用出来るようになっております。
そのため、ヘビーメルトンを使用せず、ミディアムウエイトのメルトン素材が用いられております。
防寒性だけでなく、タウンユースとしても着用できるようにと、考慮した作り込みとなっております。
そんなグリームのピーコートは、2種類素材が違いでリリースされております。
一般的なメルトン地に対して(画像左)、ヘリンボーンのメルトン地(画像右)と、2タイプが存在します。
画像では違いがわかり難いですが、こちらはヘリンボーンらしく密度があるメルトン地でありながら、軽い着心地となっております。
より防寒性に優れたピーコートとなっていて、荒らしくも少し品のある仕上がりです。
軽くてより暖かいピーコートを選ぶならこちらがお勧めです。
アメカジはもちろんのこと、ファッションを楽しむ上でも欠かせないピーコート。
まだお持ちでないという方は、ぜひとも今年の冬の着こなしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
今まで持っていた服が更に活き、そして着こなしの幅を広げてくれますよ。
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